俺様王子のお姫様
「何で黙ってんだよ」
私は顔を上げた。

「だって」
顔を上げた瞬間、
私は高石優に
キスされた。

「「え!」」
後ろで香織と拓翔が
びっくりしているのが
わかった。

私は高石優を突き飛ばした。
「何で…」
私は涙が出てきた。

「鈴原…」
「何でキスすんの」
「好きだから」
キスされたのは少し
嬉しかった。
でも…嫌だった。

「だからって…
私の気持ち無視?」
「ごめん」
「だから…俺様は
嫌いなの」
私はそう言って
この場から去った。

最悪だ。
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