俺様王子のお姫様
私だって恋したい。
けど出来ないのが現実。
香織は拓翔と盛り上がり
帰ってきそうにない。
トイレ行こう…。
私は1人でトイレに
向かった。
教室を出た時だった。
―ドンッ!
「いたっ…」
気づけば私は尻餅を
ついていた。
「いてーな」
声が聞こえて私は顔を上げた。
そこに立っていたのは、
学校で有名な俺様。
高石優。
「あ…すいません」
同じ歳なのに敬語…。
「ちゃんと前見て歩けよ」
この上から目線が
私は嫌い。
「見てましたよ」
「は?」
「あ!いたいた空!」
後ろから香織と拓翔が
私達に近づいてきた。
「優、何してんの?」
「え、拓翔知り合いなの?」
「知り合いってか、
俺ら友達だし。な?」
拓翔と高石優が知り合い?
全然タイプ違うじゃん。
正反対じゃん。
「こいつ拓翔の知り合い?」
「うん。彼女の友達」
拓翔の傍で香織が
頭をペコッと下げる。
けど出来ないのが現実。
香織は拓翔と盛り上がり
帰ってきそうにない。
トイレ行こう…。
私は1人でトイレに
向かった。
教室を出た時だった。
―ドンッ!
「いたっ…」
気づけば私は尻餅を
ついていた。
「いてーな」
声が聞こえて私は顔を上げた。
そこに立っていたのは、
学校で有名な俺様。
高石優。
「あ…すいません」
同じ歳なのに敬語…。
「ちゃんと前見て歩けよ」
この上から目線が
私は嫌い。
「見てましたよ」
「は?」
「あ!いたいた空!」
後ろから香織と拓翔が
私達に近づいてきた。
「優、何してんの?」
「え、拓翔知り合いなの?」
「知り合いってか、
俺ら友達だし。な?」
拓翔と高石優が知り合い?
全然タイプ違うじゃん。
正反対じゃん。
「こいつ拓翔の知り合い?」
「うん。彼女の友達」
拓翔の傍で香織が
頭をペコッと下げる。