俺様王子のお姫様
「どこ行くんだよ」
高石優は私の腕を
掴みながら聞いた。

「…別に…」

「椿さん!あれ!」
女子生徒がこっち側を
指しながら叫んだ。

こっち側ってゆうか、
私と高石優を…。

「あの噂は本当
だったの…!?」
何故か女子生徒が
私達の前に4人いる。
「な、何…?」
「あなた、優様の何?」

優様…?え?
ハッとして私は
手を離した。
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