俺様王子のお姫様
優はいきなり手を離した。

「ぅわ…!」
私は尻餅をついた。
「痛~い…何で、
いきなり手離すの」
「チビのくせに
生意気なんだよ」
優は私と同じ目線に
なる様に座った。

「もう、立てないし」
「ほらよ」
優は私の肩を掴み
私を立たせた。

そして、
そのまま私を抱きしめた。
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