キミが翔ける道
「何かあったのかな?」
「さぁな~?あ、遡良ぁ!」
渡り廊下の下を通って体育館に向かおうとしている遡良の姿を見つけた夏都。
俺と同中の夏都は、俺が高校に入って席が近かった遡良と友達になってから、紹介するとすぐ打ち解けた。
ま、どこか似てるところがある2人だからだろうな…。
遡良に駆け寄った夏都の後を追うように俺も歩み寄った。
「なぁ遡良、春川さん知らねぇ?」
「春川?何でー?」
「なっ…止めろよ夏都!」
“遡良にはまだ言ってないのに!”という心の叫びも虚しく…
「淮翔、春川さんのこと好きなんだぜ。」
「さぁな~?あ、遡良ぁ!」
渡り廊下の下を通って体育館に向かおうとしている遡良の姿を見つけた夏都。
俺と同中の夏都は、俺が高校に入って席が近かった遡良と友達になってから、紹介するとすぐ打ち解けた。
ま、どこか似てるところがある2人だからだろうな…。
遡良に駆け寄った夏都の後を追うように俺も歩み寄った。
「なぁ遡良、春川さん知らねぇ?」
「春川?何でー?」
「なっ…止めろよ夏都!」
“遡良にはまだ言ってないのに!”という心の叫びも虚しく…
「淮翔、春川さんのこと好きなんだぜ。」