キミが翔ける道
俺は「え?!」っと声を上げ、隣にいた夏都は「お呼び出し?!」っとどこか楽しそう。




「わかんねぇけど…ちらっと見ただけだし…ってか、ついさっきだぜ?」




陽気にそう言う遡良とは裏腹に俺の頭ん中はパニック寸前…



告白?
サッカー部の先輩みたいだったってことは…
もしかしたらいつも見てた春川さんの好きな人っていうのがその先輩かもしれない…


けど、ただの告白かもしれないし…


もしかしたらただ話しするだけかもしれないし…


って、絶対話しするだけなんてことない…。



グルグルと頭の中に思いつくいろんな訳…

考えていると、夏都が肩を叩いた。




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