キミが翔ける道
瑞希の後ろで集まっている男子集団…といっても5人なんだけど…。



その中の1人、七瀬くんと目が合った気がした。




気のせい?




「淮翔!」




「んー…」




ムクリと起き上がった彼は目を擦り隣の成瀬くんを見る。




可愛いなぁ~。




その姿を見て思わず頬が緩んだ。




「行こう!」




「うん。」




お待たせと言わんばかりに慌てて教材を持って来た瑞希。


私は「そんなに忙なくても…」っと思いつつ、教室を出た。



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