キミが翔ける道
嬉しさ 美羽side
「…貼って。」
しーんと静まり返った保健室。
グラウンドから運動部の掛け声が聞こえる。
私は、彼の腕を掴んで…
お願いをした。
「え…、でもさ?脱がなきゃいけないから、女子連れてきた方が――…」
「いいの。…」
高梨くんのちゃんと考えてくれてるそんな優しいところも好きだけど…
高梨くんに…
「高梨くんに、貼って欲しい。」
勇気を出して言った1言。
目をギュッとつぶる。
すると、目の前にいた彼が立ち上がる気配を感じた。
しーんと静まり返った保健室。
グラウンドから運動部の掛け声が聞こえる。
私は、彼の腕を掴んで…
お願いをした。
「え…、でもさ?脱がなきゃいけないから、女子連れてきた方が――…」
「いいの。…」
高梨くんのちゃんと考えてくれてるそんな優しいところも好きだけど…
高梨くんに…
「高梨くんに、貼って欲しい。」
勇気を出して言った1言。
目をギュッとつぶる。
すると、目の前にいた彼が立ち上がる気配を感じた。