キミが翔ける道
電車に乗り込むと、空いていれば座り、空いていなければ立つ。


今日は空いてる…。


私は空いている席に腰を降ろした。



耳にはイヤホン。
手には携帯。



雑音が小さくなって、音楽が車内に流れているかのような感覚に陥る。



その音楽に合わせて、私は1人帰りの時も、2、3人帰りの時も関係なく…必ず君のことを考える。



対向車線の電車とすれ違えば



あの電車に乗るのかな?



とか、つい考えてしまう。


今、汗水流して頑張ってるんだよね…。



とか。


考えれば、キリがない。



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