キミが翔ける道
「……いや、顔、見られたくないだけ。」
そう言ってゴミをゴミ箱へ放る。
それは綺麗にパサッと音を立てて入った。
それを機に静まり返る保健室。
キィッと椅子が回る音がした。
「…もしかして、私の身体醜かった?」
静まり返る保健室に私の声がよく響いた。
その声を聞いてか、顔を勢いよく上げた彼。
「違う、んだよ。」
顔を上げた彼を見た。
「……」
「…同世代の女子の身体なんて…見たことなくて…」
彼が顔を上げなかった理由がわかったような気がした。
「…綺麗だったから…さ。」
ドキドキと高鳴る音。
彼の顔が赤いから…
私も顔が熱くなってくる。
「…ありがとう。」
そう言ってゴミをゴミ箱へ放る。
それは綺麗にパサッと音を立てて入った。
それを機に静まり返る保健室。
キィッと椅子が回る音がした。
「…もしかして、私の身体醜かった?」
静まり返る保健室に私の声がよく響いた。
その声を聞いてか、顔を勢いよく上げた彼。
「違う、んだよ。」
顔を上げた彼を見た。
「……」
「…同世代の女子の身体なんて…見たことなくて…」
彼が顔を上げなかった理由がわかったような気がした。
「…綺麗だったから…さ。」
ドキドキと高鳴る音。
彼の顔が赤いから…
私も顔が熱くなってくる。
「…ありがとう。」