BLと私と彼

BL と私

学校が終わって、いつものように
自分の世界にトリップ。
あー、友達欲しいーなぁー。
ってか、今日『風紀委員のオキテ』の発売日じゃん!
買わなきゃー(>_<)
今月、ピンチなのにー。


なんて、考えていると
クラスメートの浪川実紗ちゃんが、話しかけてきた。
「水樹さん、あの
今日暇かな?」
え?
私、浪川さんと話した事あったっけ?
まぁ、なんでもいいや。
可愛い子は大歓迎。


「あ、突然ゴメンね?
今日、合コンがあるんだけど・・・。」
合コン?
私たち、まだ高1だよね?
早くないかな?


「人数が足りなくて、困ってるんだよねぇ?」
それって
私に参加して欲しいって事?
「あの・・・。でも・・・。」
「ダメかな?」
浪川さんは、可愛らしく小首を傾げて
そう言った。
可愛いーーーー!
ヤバいよ、何この可愛らしさwww



こんな可愛い子の頼みを断る人がいる?
いないよね!!
「大丈夫だけど・・・。私なんかでいいの?」
私は、平均よりやや重め。
自分で言って悲しくなる。


「全然大丈夫だよ。ありがとうね 水樹さん♪」
ひとつひとつの仕草が可愛くてたまらないwww
「いまからなの?」
「うん♪ 行こう☆」




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