時計の針
悠一side

俺は、毎日登校中にすれ違う女の子に一目惚れしたんだ…

「ねみぃ…」
「さっきからその言葉しか発してないよな…」
「ねみぃもんはねみぃんだ」
隣にあるいているのは俺の親友の
青山奏(アオヤマカナト)
すごくいいやつで顔もいいからそこらの女子はイチコロだろう。
そんなことを思っていたときだ
君が俺の隣を通ったんだ
ふんわりと鼻をくすぐるいい匂い
抱きしめたいと思った俺は極度の変態なんだろうと、自分で思ってみる。
名前なんだろう…俺のクラスじゃないな…
「さっき通ったのうちのクラスで有名な三条菜々だよ。」
「な、なんだよ…」
こいつ…エスパーか?
「容姿淡麗で頭脳面積まさに完璧。」
「す、すげえ」
「お前…三条に惚れただろ」
「お前…エスパーかよ」
「どれだけの時間一緒にいたとおもってるんだよ…」
「奏最高!!」
「とりあえず…お前の味方だけど…敵は多いからな」
「あぁ」
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