時計の針
奏side

三条が通ったとき悠一の顔が変わった
あいつ…惚れたな…
なんてわかりやすい奴なんだ…
「さっき通ったのうちのクラスで有名な三条菜々だよ。」
あいつは目を見開いてこっちを向いた
「容姿淡麗で頭脳面積まさに完璧」
「す、すげぇ」
どんだけ興味深々なんだよ
「お前…三条に惚れただろ。」
「お前…エスパーかよ?」
お前がわかりやすいんだよ。
「どれだけの時間一緒にいたとおもってるんだよ…」
「奏最高!!」
目ぇキラキラさせて…
「とりあえず…お前の味方だけど…敵は多いからな」
「あぁ」
今更後悔した…俺だって三条のこと…


好きだし…


でも…応援したくなった
だから…あんなこといっちゃったんだ…
俺に…悠一の味方なんてできるのか?
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