ペイント・イット・ライ

嘘つきな神様

翌日、俺は喫茶店でかなぷーと会っていた。


「隆志、ホントにありがとう。私芸能界入ってよかった。今最高に幸せ」


「ちゃんと見てる人は見てるんだよ。今までかなぷーはずっとアイドルとして頑張ってきたから、神様がご褒美をくれたのさ」


「じゃあ隆志が私の神様だね」


「かなぷーも俺にとっての女神だよ」


「隆志の神様は石川さんじゃないの?」


「あー、そういやそうだった」


「バーカ。えへへ」


俺も今が最高に幸せだ!!
< 21 / 23 >

この作品をシェア

pagetop