イケメン男子達とツンデレ姫
「あと〜」
「ん?」
「あともう一人俺らと仲いいやつがいる」
「は?あんたらみたいなのが
もう一匹いるの?勘弁してよ〜」
「一匹ってなんだ!一匹って!」
「あんたらなんてね狼と一緒よ!」
「可愛くねえな〜」
「余計なお世話!」
「黙ってれば可愛いのにな…」
ふっと自然に髪に触れられたせいで
心臓がドキっと音を立てる
「ちょっと触んないでよ!」
その気持ちも払拭するかのように
龍の手をパッと払う
「けちー」
龍はぶすくれている
「うるさい」
う〜ん
どうせならもう一匹に会ってみたいな〜
なんて思ったり…