イケメン男子達とツンデレ姫
また傷つくかもしれない
だけどもう諦められない…
廊下を歩く龍を見つけた
「龍!」
「んだよ…付いて来てんじゃねえ」
「嫌よ」
「恭のとこ戻れよ」
「戻れないわ」
「訳分かんね」
私をおいてスタスタと
歩いて行ってしまう龍
じわりと涙が溜まる
「……あんたが好きなのよ!
責任とりなさいよ!馬鹿!」
「は?」
龍の足がぴたりと止まる
「何…言ってん…だ?」
「あんたが…うぅっ…好き…な…の…」