イケメン男子達とツンデレ姫
「ちなみに俺も玉入れやで」
「消えろ。変態」
得意げに話す咲也を
龍は完璧にシカトしている
「龍しゃん怖いわ〜」
「…………はぁ〜」
龍が呆れたようにため息をついている
「龍は何するの?」
「俺?俺は100メートル走」
「100メートル走か〜」
本当に何にしよう
「お前らこの体育祭の裏事情知ってんのか?」
「恭、裏事情てなんなん?」
「恭君おはよ!もう昼だけど」
「恭!また社長出勤かよ!」
「きょんちゃんは何にするの?」
「一気に喋るな」
恭君は私達の保護者みたいだ
「恭君、裏事情ってなんなの?」