イケメン男子達とツンデレ姫
龍はあっと言う間に行っちゃっうし
全然現実についていけないし、
私、硬直状態。
「龍行っちゃったね〜」
「相当姫奈ちゃんの事
好きやねんな〜」
楓くんと咲也がケラケラと笑いっている
「姫は行かなくていいのか?」
恭君に言われてやっと現実に引き戻される
「はっ! 行かないと!」
「ははっ!いってらっしゃい」
「うん!てかさ!」
「ん?」
「生徒会室ってどこ?」
「…………まじかよ。」
軽く呆れられつつも恭君に
生徒会の場所を教えてもらい
急いでそこに向かう
早く行かないと!
今の龍何するか分かんないから!
このあと、起こる悲劇なんて
私は微塵も考えていなかった―…