イケメン男子達とツンデレ姫
携帯のアラームで目が覚める
「昨日そのまんま寝ちゃったんだ…」
私は昨日堪えきれずに枕を濡らした
昨日まではすごく楽しみだった学校が
今日はまるで行きたくない
しぶしぶ制服に着替えて鏡を見る
制服姿もなんだかしけて見える
「はぁ…」
「ハル何ため息なんかついてんの?」
「………なんでもない」
昨日は笑っていたお兄ちゃんも
少し心配そうな顔をしている
「いってきます…」
テンションがた落ちのまま家を出る