ほんとはね、キミのこと…。


「名前、なんて言うの?」


「あ、横山瑞希です。」


「瑞希ね?私は亜依梨!」


そう言って、
亜依梨は笑った。


カワイイなぁと思っていると、亜依梨が「よかった~」と
言って、机に突っ伏した。


「あたしこのクラスに
知ってる子いなくてさ。
焦った~。
よかった~友達できて。」


どうやら亜依梨も
知らない子ばかりで
不安だったらしい。


< 16 / 36 >

この作品をシェア

pagetop