彼氏は猫です
そうこうしている間にも、時間はたんたんと過ぎ、

気がつけば、もう家を出る時間になっていた。

「「いってきまーす。」」

誰もいない部屋に叫んで、出た。

「ケイトって、本当にケイトなの?」

歩きながら、問う。

「うん。そうだけど…」

やっぱり、ねぇ。

信じられないよ。
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