彼氏は猫です
「ふーん。」

ケイトはちょっと不機嫌そうに呟いて、

地面に寝た。

…丸まって。

「そうゆう所は、猫のままなんだ…….」

「なんか、言ったぁ?」

「ううん。別に何にも。…じゃあ、

私は、教室に行くね。」

「ん。」

眠そうなケイトを置いて、

屋上をでた。

ケイトの変わりに、この複雑な感情を

持って。

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