彼氏は猫です
「歩美ちゃん?

………まだ、言えない。

ごめんね。」

えっ?

…素直になってみたけど

やっぱり私には無理みたい。。。

「そっ、そうだよね。

こっちこそ、ごめん。

変なこと、聞いちゃって。

今日は、もう寝るね。

おやすみ。」

「えっ?

姫華ちゃん!?」

一気に喋って自分の部屋にむかう。

後ろから、ケイトの呼び止める声が

聞こえるけど振り向かない。

…振り向けない。


涙が止まらないから。。。
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