【短編】じゃんけん王
[→]___
決定
(相手は、、、の繰り返し)
(負けパターン)
完敗だった。
全く歯が立たなかった。
レベルの違いがあまりにも歴然としていた!
そして和紀はすぐに状況を受け入れ、自分でも驚く程の、落ち着きを取り戻していた!
何故か思ったほどの悔しさもなく、むしろ清々しい気分だった!
名司会者が老紳士の優勝を讃え、自分の事のように喜びを表現していた!
そして表彰式がすべて終わり、東京ドームの回転扉に押し出された時、夕焼けが長かった一日の終わりを告げていた。
FIN