【完】キミと夏のオワリ

「もちろんくれるよね?」


「……は?何を?」


「ウイニングボール」


「イヤミか」


「イヤミじゃないしっ!」


皆川は俺の後ろから回り込んで、両耳をグイっと引っ張った。

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