壊れた あの子








「ごめん

ちょっと、待って・・・・」


結構キツイ・・・






「うきゅ?」


どこの小動物だって鳴き声をする

リーちゃんは僕を不思議そうに見る






「う?う? うう?」






「ルーくん、どったの~?

苦しそう、そうだよ。苦しそうだよ??」






「ちょっとね

今僕の周りだけ空気が消えたんだ」



嘘だけど





「えー

何で?何でルーくんのトコだけ??」






「罰が当たったのかな・・・・」







< 33 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop