オトナな初恋
今度こそ店を出た。


「それじゃ…」


『亜希ちゃん!』


振り返り関口主任を見る。


『…何かあったら、相談にのるからね?
前に言ったでしょ?僕は亜希ちゃんの味方だって。』

「…ありがとうございます。」

そういって歩き出した。


何かなんて、あって欲しくない。


大丈夫…見間違いだよ。


大丈夫…信じなくちゃ…




大丈夫…ですよね?
拓海さん…








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