オトナな初恋
残された私達。
すごく気まずい…
私の前に屈み込んで、背中を向ける拓海さん。
「?」
『まだ立てないんだろ?だから背中に乗れ。』
おんぶ?って事?
「や、でも。」
『いいから。いつまでもこんな所いれないだろ。さっきからジロジロ見られてるし……それとも抱きかかえた方がいいか?』
「!!」
それってお姫様抱っこ!?そっちの方が恥ずかしいし、もっとジロジロ見られちゃうよ!
『わかったら、さっさと乗れ。』
「〜はい…」
恐る恐る肩に手をかける。
『もっとしっかりくっついとけ。落ちるだろ?』
「―ッ。はい。」
うぅ。恥ずかしいよ。
私をおんぶして歩く拓海さん。
…髪の毛、まだ濡れてる…
居なくなった私をすぐに探しにきてくれたんだね…
拓海さんの肩に顔を埋める。
「…ご…めんなさい…」
『…すげー心配した。』
「―ッ!!…ご、め…なさい…ヒック…」
『…もういいよ…
俺の方こそ…ごめん…』
.
すごく気まずい…
私の前に屈み込んで、背中を向ける拓海さん。
「?」
『まだ立てないんだろ?だから背中に乗れ。』
おんぶ?って事?
「や、でも。」
『いいから。いつまでもこんな所いれないだろ。さっきからジロジロ見られてるし……それとも抱きかかえた方がいいか?』
「!!」
それってお姫様抱っこ!?そっちの方が恥ずかしいし、もっとジロジロ見られちゃうよ!
『わかったら、さっさと乗れ。』
「〜はい…」
恐る恐る肩に手をかける。
『もっとしっかりくっついとけ。落ちるだろ?』
「―ッ。はい。」
うぅ。恥ずかしいよ。
私をおんぶして歩く拓海さん。
…髪の毛、まだ濡れてる…
居なくなった私をすぐに探しにきてくれたんだね…
拓海さんの肩に顔を埋める。
「…ご…めんなさい…」
『…すげー心配した。』
「―ッ!!…ご、め…なさい…ヒック…」
『…もういいよ…
俺の方こそ…ごめん…』
.