オトナな初恋
ホックを簡単に外される。

慌てて手で隠す。

『手、避けて?』


「駄目…恥ずかしい…」


『駄目は聞いてやらないって、言ったろ?』


首を傾げて言う拓海さん。


「じ、じゃあせめて…電気…消して…お願い…」


そう告げると、体を起こし、私を抱き上げた。


「キャッ!」

そのまま寝室へ移動し、ゆっくりと降ろされる。


「拓海さん…」


『もう…止まらね―からな?亜希…好きだよ。』


「私も…大好きです。」


優しくキスされた。





たくさんのキスをくれる。

胸を隠したままの手にもキスをする。


自然と、緩む手。

そっと避けられ、ブラも完全に外され、胸にもキス…


胸に…お腹に…キスをくれる拓海さん。



「あ…んッ」


初めてなのに…拓海さんの口に、指に、いちいち反応してしまう体。


声だって…みんな、本当に自然と出るものなの?って不思議だったのに…

「んんッ…」

恥ずかしくて、口を押さえて、出そうな声を抑えた。




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