オトナな初恋
顔に懸かっていた髪をそっと手で避けて頬を撫でる。
『本当に、初めてだったんだな…痛かったろ?』
「もう、大丈夫だから…気にしないで下さい?」
『なぁ。仕事以外は敬語もナシにして。なんか、敬語って、亜希が遠く感じる。』
「そんな事言われても、すぐにはムリです!」
『また使った。敬語使うたびになんか罰ゲーム与えるぞ?』
「そんな…」
少し考え込む拓海さん。
『決めた。二人きりで敬語使ったら、亜希から俺にキスね。』
「えぇ!?無理です!
あッ!」
『はい!1回キス決定。』
私からキス??
無理だよ!だって、初キスがついこないだっていう、超ビギナーだよ?
『亜希。ほら。早く。』
催促する拓海さん。
あたふたする私。
「しなくちゃ駄目?」
『駄目。』
「目、閉じててね?絶対だよ?」
観念した私は、拓海さんの肩に手を置いた。
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『本当に、初めてだったんだな…痛かったろ?』
「もう、大丈夫だから…気にしないで下さい?」
『なぁ。仕事以外は敬語もナシにして。なんか、敬語って、亜希が遠く感じる。』
「そんな事言われても、すぐにはムリです!」
『また使った。敬語使うたびになんか罰ゲーム与えるぞ?』
「そんな…」
少し考え込む拓海さん。
『決めた。二人きりで敬語使ったら、亜希から俺にキスね。』
「えぇ!?無理です!
あッ!」
『はい!1回キス決定。』
私からキス??
無理だよ!だって、初キスがついこないだっていう、超ビギナーだよ?
『亜希。ほら。早く。』
催促する拓海さん。
あたふたする私。
「しなくちゃ駄目?」
『駄目。』
「目、閉じててね?絶対だよ?」
観念した私は、拓海さんの肩に手を置いた。
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