オトナな初恋
拓海さんとも、離れちゃうし…
『そんな事言わせないって言ってるだろ。俺が信じられない?お前の仕事ぶりは、評価されてるんだ。心配ないよ。』
キッチンの入り口まで来て言う拓海さん。
「ありがとう拓海さん。信じる。
それに笹岡さんも皆に口止めしてくれたし、総務の男性社員とかが怪しんでも、上手く言ってくれるって、言ってくれたの。笹岡さんなら本当何とかしてくれそうだよね。」
料理の手を再開させて話した。
笹岡さんて本当に憧れる。
綺麗で、優しくて。仕事も出来て、頼りがいもあるし、部長の信頼も厚いもんね。
きっと、部長がなにか言ってきても、助けてくれる。
「拓海さん、サラダそっちに持っていって。」
そう声をかけたのに返って来た言葉は、
『亜希は、そんなに、周りに知られたくない?』
だった。
「え?そんな事ないよ?私はただ、付き合いが原因で、拓海さんと仕事出来なくなるの嫌だったから、隠しておいた方が良いのかなって。
拓海さんは?バレても…嫌じゃない?」
出来上がった煮込みハンバーグをお皿に盛りながら聞いてみた。
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『そんな事言わせないって言ってるだろ。俺が信じられない?お前の仕事ぶりは、評価されてるんだ。心配ないよ。』
キッチンの入り口まで来て言う拓海さん。
「ありがとう拓海さん。信じる。
それに笹岡さんも皆に口止めしてくれたし、総務の男性社員とかが怪しんでも、上手く言ってくれるって、言ってくれたの。笹岡さんなら本当何とかしてくれそうだよね。」
料理の手を再開させて話した。
笹岡さんて本当に憧れる。
綺麗で、優しくて。仕事も出来て、頼りがいもあるし、部長の信頼も厚いもんね。
きっと、部長がなにか言ってきても、助けてくれる。
「拓海さん、サラダそっちに持っていって。」
そう声をかけたのに返って来た言葉は、
『亜希は、そんなに、周りに知られたくない?』
だった。
「え?そんな事ないよ?私はただ、付き合いが原因で、拓海さんと仕事出来なくなるの嫌だったから、隠しておいた方が良いのかなって。
拓海さんは?バレても…嫌じゃない?」
出来上がった煮込みハンバーグをお皿に盛りながら聞いてみた。
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