オトナな初恋
まだ出社したばかりなのに、疲れきった顔の笹岡さん。
とにかくこの子説得しなくちゃ、仕事につけない。
「雄太君。なんでいやなの?私に教えて?」
目線を合わせるためにしゃがみ込んで聞いてみた。
『戻っても、パパお仕事で、遊んでくれないから。』
「雄太君はパパとここに来たんだ?」
『うん!』
全く誰よ!?会社に子供連れてくるなんて!
「パパってどんな人?私見てみたいな〜。」
『…見たいの?』
「だめ?だめなら…」
『いいよ!こっち!』
手を引っ張られて、慌てて立ち上がり付いていく。
『桜井さん、行くところ、総務部だから!お願いね!』
笹岡さんは、雄太君を私に任せて(押し付けて?)
更衣室へ入っていく。
そういえば笹岡さん、着替えてなかったな。出社したてで、誰かに頼まれたんだなきっと…
.
とにかくこの子説得しなくちゃ、仕事につけない。
「雄太君。なんでいやなの?私に教えて?」
目線を合わせるためにしゃがみ込んで聞いてみた。
『戻っても、パパお仕事で、遊んでくれないから。』
「雄太君はパパとここに来たんだ?」
『うん!』
全く誰よ!?会社に子供連れてくるなんて!
「パパってどんな人?私見てみたいな〜。」
『…見たいの?』
「だめ?だめなら…」
『いいよ!こっち!』
手を引っ張られて、慌てて立ち上がり付いていく。
『桜井さん、行くところ、総務部だから!お願いね!』
笹岡さんは、雄太君を私に任せて(押し付けて?)
更衣室へ入っていく。
そういえば笹岡さん、着替えてなかったな。出社したてで、誰かに頼まれたんだなきっと…
.