オトナな初恋
「少し体調悪くて。お昼に近くの病院にいくつもりです。」
『大丈夫なの??』
「今の所は平気です。」
嘘。朝より、頭痛も、体の痛みも酷くなってきてる。こんなになるなら、仕事休めば良かった。
昨日の出来事があって今日休むって、なんかズル休みだと思われそうで、無理矢理出て来ちゃったんだよね
部屋の前で足が止まる。
やだな…顔合わせずらい…
『どうしたの?入らないの?
やっぱり、具合良くないんじゃ…』
「だ、大丈夫です!」
思い切り中へ踏み込んだ。
拓海さんと目が合う。
ドキン!
体が強張って動かない。
「お、はようございます」
拓海さんのは私から目を逸らして、
『…おはよう』
抑揚のない声で、そう答えたんだ。
ズキン
頭でも体でもない。
胸が痛くなった。
.
『大丈夫なの??』
「今の所は平気です。」
嘘。朝より、頭痛も、体の痛みも酷くなってきてる。こんなになるなら、仕事休めば良かった。
昨日の出来事があって今日休むって、なんかズル休みだと思われそうで、無理矢理出て来ちゃったんだよね
部屋の前で足が止まる。
やだな…顔合わせずらい…
『どうしたの?入らないの?
やっぱり、具合良くないんじゃ…』
「だ、大丈夫です!」
思い切り中へ踏み込んだ。
拓海さんと目が合う。
ドキン!
体が強張って動かない。
「お、はようございます」
拓海さんのは私から目を逸らして、
『…おはよう』
抑揚のない声で、そう答えたんだ。
ズキン
頭でも体でもない。
胸が痛くなった。
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