オトナな初恋
本当にその通りだ。欲しい欲しいと泣いているだけの子供。今の私の事だ。
「奈緒…ごめ…なさい!私…馬鹿だ…拓海さんを責めるような事…っく…ごめん…うぅっ」
『謝る相手が違うでしょう?このままでいいの?』
「嫌っ!!まだ、間に…あうかな…ひっく…私の気持ち、拓海さんに伝えたい…っく…謝りたいよぉ!ああぁ!!」
大泣きしてしまった私を、抱きしめてくれた奈緒。
『きっと、大丈夫。早坂主任なら、わかってくれる。きつい事言ってごめんね?うだうだしてるからつい…』
鳴咽がひどくて言葉にならない。私は首を精一杯横にふった。
私を怒ってくれた奈緒。友達にきつい事いうのって、言う側も嫌だよね。
なのに私の為に…ありがとう奈緒。
「は、早…く、ひっく…拓海…さ…伝え…たい。」
『今日はやめといた方がいいと思うな。』
「…え!?」
なんで!?1分1秒が惜しいのに。
『だって、亜希の顔、本当にひどいんだもん。その顔で会いにいったら、早坂主任冷めちゃうかもよ?』
「ひ、ひどい…」
『ぷっ。私は亜希の為に言ってるの。まだ体調だって良くないんだし、体も目も休めて、元通りになってからね!』
.
「奈緒…ごめ…なさい!私…馬鹿だ…拓海さんを責めるような事…っく…ごめん…うぅっ」
『謝る相手が違うでしょう?このままでいいの?』
「嫌っ!!まだ、間に…あうかな…ひっく…私の気持ち、拓海さんに伝えたい…っく…謝りたいよぉ!ああぁ!!」
大泣きしてしまった私を、抱きしめてくれた奈緒。
『きっと、大丈夫。早坂主任なら、わかってくれる。きつい事言ってごめんね?うだうだしてるからつい…』
鳴咽がひどくて言葉にならない。私は首を精一杯横にふった。
私を怒ってくれた奈緒。友達にきつい事いうのって、言う側も嫌だよね。
なのに私の為に…ありがとう奈緒。
「は、早…く、ひっく…拓海…さ…伝え…たい。」
『今日はやめといた方がいいと思うな。』
「…え!?」
なんで!?1分1秒が惜しいのに。
『だって、亜希の顔、本当にひどいんだもん。その顔で会いにいったら、早坂主任冷めちゃうかもよ?』
「ひ、ひどい…」
『ぷっ。私は亜希の為に言ってるの。まだ体調だって良くないんだし、体も目も休めて、元通りになってからね!』
.