オトナな初恋
会社へ向かい、着替えて仕事場へ向かう。
そっと総務部の中を覗いた
あれ?部長いない?
中へ入ると笹岡さんに声をかけられた。
『桜井さん!今日から復帰?もういいの?』
「はい。一応病院へ行ったんですけど、遅くなってしまって。あの部長や他の人達は?」
『朝から会議よ。ツイてたわね。』
怒られなくて済むとほっとした。
『出てきてすぐで悪いんだけど、早速これやってもらえる?』
「は、はい!…これ私がやるはずだったやつ…笹岡さんが代わりに?」
『さっき渡されたのよ。私も手が開かなくて後回しにしちゃっててまだ何も出来てないの。ごめんなさい』
「い、いえ!すみませんでした!」
『いいのよ。元はといえば早坂君がやるはずだったんだけど、彼、全然集中力がなくて…』
「え!?」
『昨日も木下常務にどやされてたわ。…桜井さんが心配で手につかなかったのかしらね。そういうタイプだとは思いもしなかったけど』
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そっと総務部の中を覗いた
あれ?部長いない?
中へ入ると笹岡さんに声をかけられた。
『桜井さん!今日から復帰?もういいの?』
「はい。一応病院へ行ったんですけど、遅くなってしまって。あの部長や他の人達は?」
『朝から会議よ。ツイてたわね。』
怒られなくて済むとほっとした。
『出てきてすぐで悪いんだけど、早速これやってもらえる?』
「は、はい!…これ私がやるはずだったやつ…笹岡さんが代わりに?」
『さっき渡されたのよ。私も手が開かなくて後回しにしちゃっててまだ何も出来てないの。ごめんなさい』
「い、いえ!すみませんでした!」
『いいのよ。元はといえば早坂君がやるはずだったんだけど、彼、全然集中力がなくて…』
「え!?」
『昨日も木下常務にどやされてたわ。…桜井さんが心配で手につかなかったのかしらね。そういうタイプだとは思いもしなかったけど』
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