オトナな初恋
『僕が2人の邪魔をしてるのはわかってるよ。それでこんな事言うのもおかしな話だけど…
ちょっと何かあっただけで、気まずくなってるようじゃこの先上手くいくとは思えないんだ。
僕ならそんな事に動じたりしない!君の事ずっと守ってあげられるんだよ?』





「…確かに、ちょっとした事で私達、不安になったり怒ったりしてます。
私達、付き合ってから日が浅いんです。
だからまだ不安定な所もあるんだと思います。
それに私、守ってもらいたいなんて全く思っていません!」



『…拓海にも?守ってもらいとは思ってないの?』













拓海さんに安心させて欲しくて、拓海さんの気持ちを求めたりしてた。
それは守って欲しい気持ちきてた欲求だったのかもしれない。
けれど結果、拓海さんを傷つけてしまって…
守ってもらうだけじゃ駄目なんだ。




「拓海さんにだけ守ってもらうだけじゃなくて、私も…お互い支え合っていきたいです。この先ずっと、一生支えあって生きていきたい。そんな風に思えるのは拓海さんだけ…」





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