オトナな初恋
なんてタイミングで来ちゃったんだろう。
今じゃなくてもいいのに!







「ご、ごめん。」





『亜希が謝る事じゃねえよ。…そっか。出来てなかったか。』





そして私の頭を撫でる拓海さん。





『やっぱり、出来てなくてほっとした。』




「え!?」





『なんていうのかな。今回みたいな予想外なのじゃなくてさ、2人が望んでから出来た方がいいなと思ってさ。』






「そうだね。そうだよね!」







『ちょっと残念なのも本心だけどな。』





「うん。」



















いつか、近い将来また赤ちゃんが出来たかもしれないって喜ぶ日が来るね。その時までもう少し2人の時間を楽しもう。






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