オトナな初恋

『…今日はなにで拗ねてるわけ？』





「………」





昨日あれからもう１回Ｈされて、そのまま疲れて寝てしまった私。




「なんで、拓海さんはそんなに元気なの？昨日あんなに…」




お陰で、体力も回復してないし、足腰が怠くて起き上がるのも大変だった。





なんとかｼｬﾜｰを浴びて、支度を始めたけれど、ゆっくりとした動きじゃないと、辛くて仕方ない。





それに対して拓海さんはｽｯｷﾘした顔で目覚め、鼻唄混じりで外を眺めて



『いい天気だな。観光日和だ。楽しもうな！』





なんて言う。





そりゃ、私だって楽しみだよ？
でも、室内歩くだけでﾖﾛﾖﾛしてるのに。
ﾋｰﾙのある靴でこれから歩き回れるのか不安で、楽しめるわけないじゃん！！










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