オトナな初恋
「どう…いう…ことですか?」


上手く言葉が、出てこない。


補佐って?


仕事の内容は?


…私が選ばれた訳は?


聞きたい事はいっぱいあるのに。
続く言葉が出てこない。


その時会議室の扉が開いた。


中へ入って来たのは、関口主任。


『やっと来たな。』


早坂主任はニヤリと笑って関口主任を見る。


『上からの命令だ。来るしかないだろう?』


対象的に関口主任の方は苦笑いという感じ?


私の頭の中は更にどういう事?で埋めつくされていく。


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