オトナな初恋
勝負
『……どういう事だ?』
昨日と同じ定食屋
同じ席
「奈緒は仕事の都合で来られなくなったって言ったでしょう。」
席に座っているのは私とお兄ちゃんに、拓海さん。
『…なんで、こいつは来て?』
「私達は奈緒と部署が違うもの。」
『私達!?』
『亜希さんとは同じ部署ですから。』
『部下の亜希に手を出すなんて、とんでもないやつだな!』
「違うよ!私が好きになったの!もう拓海さんに言い掛かりつけないでよ!」
『いいえ。僕も亜希さんの事気になっていましたから。言われても仕方ありません。ただ、軽い気持ちで交際してる訳ではありません。結婚前提のお付き合いをさせてもらってます。』
拓海さんの言葉でお兄ちゃんの顔がみるみる般若のようになっていく。
『俺はお前を認めないぞ!!』
.
昨日と同じ定食屋
同じ席
「奈緒は仕事の都合で来られなくなったって言ったでしょう。」
席に座っているのは私とお兄ちゃんに、拓海さん。
『…なんで、こいつは来て?』
「私達は奈緒と部署が違うもの。」
『私達!?』
『亜希さんとは同じ部署ですから。』
『部下の亜希に手を出すなんて、とんでもないやつだな!』
「違うよ!私が好きになったの!もう拓海さんに言い掛かりつけないでよ!」
『いいえ。僕も亜希さんの事気になっていましたから。言われても仕方ありません。ただ、軽い気持ちで交際してる訳ではありません。結婚前提のお付き合いをさせてもらってます。』
拓海さんの言葉でお兄ちゃんの顔がみるみる般若のようになっていく。
『俺はお前を認めないぞ!!』
.