オトナな初恋
取り上げたグラスに入ってるお酒を息を止めて一気に飲み干した。
飲んでから息を吐き出すと、口の中にアルコールの匂いが充満してて気持ち悪い。喉もお腹も熱くなるのを感じる。
『お前ッ!何してんだよ!?』
驚き、私を見る拓海さん。お兄ちゃんにもグラスを持つ手が宙で止まってる。
「私達の事を認めてもらう為の勝負なら、拓海さんだけじゃなくて私にも挑む権利はあるはずよ。
お兄ちゃんは底無しなんだから、これくらいのハンデがあってもいいよね?」
そういっておかわりをもらうためにグラスをお兄ちゃんに差し出す。
『馬鹿…お前全然酒飲めないだろ?ビール1杯で酔っ払うのに日本酒一気なんて続けられる訳ないんだから、グラス返せよ。』
拓海さんが、私からグラスを取り上げようとする。
けれど、急ピッチで飲んだせいで、グラスにかけた手には力が入ってない。
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飲んでから息を吐き出すと、口の中にアルコールの匂いが充満してて気持ち悪い。喉もお腹も熱くなるのを感じる。
『お前ッ!何してんだよ!?』
驚き、私を見る拓海さん。お兄ちゃんにもグラスを持つ手が宙で止まってる。
「私達の事を認めてもらう為の勝負なら、拓海さんだけじゃなくて私にも挑む権利はあるはずよ。
お兄ちゃんは底無しなんだから、これくらいのハンデがあってもいいよね?」
そういっておかわりをもらうためにグラスをお兄ちゃんに差し出す。
『馬鹿…お前全然酒飲めないだろ?ビール1杯で酔っ払うのに日本酒一気なんて続けられる訳ないんだから、グラス返せよ。』
拓海さんが、私からグラスを取り上げようとする。
けれど、急ピッチで飲んだせいで、グラスにかけた手には力が入ってない。
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