オトナな初恋
更衣室で制服へと着替える。
『桜井さん。』
呼ばれて振り返った先には、総務の先輩の笹岡さん。
「おはようございます。」
『おはよう。今日総務で会議があるの、聞いてた?』
「会議?いえ…初耳です。」
『それで、役職のある社員は会議室へもう向かう頃だろうから、お茶の準備手伝ってもらえる?』
「はい。急いで着替えますね!」
少しだけほっとする。
役職のある社員は全員参加…って事は、主任である二人も参加だよね?
あの部屋で3人でいるのが、今はいやだったから、会議があることにすごく感謝した。
『桜井さん!!』
呼ばれて顔を上げる。
『もう3時よ?あなた…お昼はちゃんと食べた?』
少し怖い顔で尋ねてくる笹岡さん。
「え!?もうそんな時間?」
夢中で打ち込みの仕事をしてたから、気付かなかった…。
『早坂君のいう通りね。見にきてよかったわ。
早くお昼行って来なさい。』
「早坂主任?」
『そう。仕事に熱中しすぎて、昼食べてないかもしれないから、見て来てって…彼…意外にちゃんと見てるのね。』
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『桜井さん。』
呼ばれて振り返った先には、総務の先輩の笹岡さん。
「おはようございます。」
『おはよう。今日総務で会議があるの、聞いてた?』
「会議?いえ…初耳です。」
『それで、役職のある社員は会議室へもう向かう頃だろうから、お茶の準備手伝ってもらえる?』
「はい。急いで着替えますね!」
少しだけほっとする。
役職のある社員は全員参加…って事は、主任である二人も参加だよね?
あの部屋で3人でいるのが、今はいやだったから、会議があることにすごく感謝した。
『桜井さん!!』
呼ばれて顔を上げる。
『もう3時よ?あなた…お昼はちゃんと食べた?』
少し怖い顔で尋ねてくる笹岡さん。
「え!?もうそんな時間?」
夢中で打ち込みの仕事をしてたから、気付かなかった…。
『早坂君のいう通りね。見にきてよかったわ。
早くお昼行って来なさい。』
「早坂主任?」
『そう。仕事に熱中しすぎて、昼食べてないかもしれないから、見て来てって…彼…意外にちゃんと見てるのね。』
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