幼なじみ物語2
第一章
小さい頃からいつも一緒で。

生まれた時にはもう、隣に大輔がいた。
ていうか、お腹の中から一緒だし。

大輔とは双子という絆がある。そして碧依とは幼なじみという絆がある。

この絆が、時には俺たちを苦しめてきた。
だけど、絆があったからこそ、3人ずっと一緒にいられたんだ。

俺たちが4歳になったころ、高村家に女の子が生まれた。妹の実妃だ。

実妃は碧依のことを本当の姉のように思い、育ってきた。
実妃の存在が、俺らの絆をより一層強くさせた。

そして小学校に入学した。




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