幼なじみ物語2
卒業式も終わり、みんなで写真を撮りまくっていた。
案の定、碧依は卒業式で号泣だった。
涙で顔をぐちゃぐちゃに濡らして、言葉にも全てに濁音がつくぐらい。
俺が笑いながらからかうと「う゛るざーい゛」なんて、よく分からない言葉を発した。
そんな碧依さえも可愛く思えた。
まわりの人が友達と最後の別れを惜しむ中、俺は碧依を呼んだ。
「碧依」
「ん?」
「ちょっと来てもらってもいい?」
不思議そうに見つめる碧依と一緒に、俺は廊下に出た。
案の定、碧依は卒業式で号泣だった。
涙で顔をぐちゃぐちゃに濡らして、言葉にも全てに濁音がつくぐらい。
俺が笑いながらからかうと「う゛るざーい゛」なんて、よく分からない言葉を発した。
そんな碧依さえも可愛く思えた。
まわりの人が友達と最後の別れを惜しむ中、俺は碧依を呼んだ。
「碧依」
「ん?」
「ちょっと来てもらってもいい?」
不思議そうに見つめる碧依と一緒に、俺は廊下に出た。