幼なじみ物語2
第十二章
新しい制服に身を包み、新しい学校へと足を運んだ。

隣には今まで通り、碧依と大輔がいる。

やっぱ離れられねーなぁ、なんて。

何回思ったことだろう。

それぐらい二人の存在が大きいんだってこと。

三人で人の群がる中、クラス割りを見た。


「あっ‥悟だけ違うクラス‥」


碧依が声をあげた。

俺も掲示板に目を向けた。

俺の名前は5組にあって、碧依と大輔の名前は3組にあった。


「俺だけかよ~。まっ予想はしてたけど」


碧依と違うクラスかも、なんて予想は俺の中であった。

もちろん大輔とも。




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