幼なじみ物語2
俺たち3人にとって

翼先輩との出会いは大きなものだった。


お兄ちゃん的存在の翼先輩。

いつだって頼ってばかりだった。


頼りがいのある翼先輩に、

俺は碧依とのことを正直に話した。


「碧依が好き、かぁ~‥」


呟くように言う翼先輩。

今まで誰にも言えなかった心の内。

碧依が好きなだけじゃなくて、不安もたくさんある。

翼先輩になら、全て話すことができたんだ。


この人なら何か答えをくれるんじゃないかと思ったから。




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