幼なじみ物語2
その日、学校が終わると、一目散に家に帰った。
そしてそのまま隣の家へと向かった。
碧依がまだ帰宅していないのは分かっていた。
碧依の部屋に入って帰りを待つ。
いつもより少し遅めの時間に、階段を上る音がした。
俺は平静を装うように、携帯をつついていた。
「悟」
碧依の声がして、俺は顔をあげた。
少し驚いたような碧依の顔が、そこにはあった。
俺がこうやって碧依の部屋で待ってることは、あまりなかったから。
「おぅ碧依。遅かったな」
「翼先輩と話してたから」
そう言って机へと向かう碧依。
翼先輩との話の内容が気になるけれど、俺はそっけない態度で返した。
そしてそのまま隣の家へと向かった。
碧依がまだ帰宅していないのは分かっていた。
碧依の部屋に入って帰りを待つ。
いつもより少し遅めの時間に、階段を上る音がした。
俺は平静を装うように、携帯をつついていた。
「悟」
碧依の声がして、俺は顔をあげた。
少し驚いたような碧依の顔が、そこにはあった。
俺がこうやって碧依の部屋で待ってることは、あまりなかったから。
「おぅ碧依。遅かったな」
「翼先輩と話してたから」
そう言って机へと向かう碧依。
翼先輩との話の内容が気になるけれど、俺はそっけない態度で返した。