幼なじみ物語2
小学5年になり、俺はなぜか大輔と同じクラスになった。
これが大輔と同じクラスになった最初で最後だった。
「あたしクラス割り見て笑ったんだけど!」
帰り道、碧依はずっと笑っていた。俺と大輔が同じクラスなのが、よほどおもしろかったらしい。
「笑いすぎっ」
俺は碧依の頭を叩いた。
「だっておもしろかったんだもーん」
そう言いながらまた笑う碧依。
俺は呆れて何も言わなくなった。
これが大輔と同じクラスになった最初で最後だった。
「あたしクラス割り見て笑ったんだけど!」
帰り道、碧依はずっと笑っていた。俺と大輔が同じクラスなのが、よほどおもしろかったらしい。
「笑いすぎっ」
俺は碧依の頭を叩いた。
「だっておもしろかったんだもーん」
そう言いながらまた笑う碧依。
俺は呆れて何も言わなくなった。