幼なじみ物語2
俺は決意を固めて口を開いた。
「今日嘉津が大輔に告った」
精一杯の声で俺は言った。
「うん‥‥知ってる」
碧依の言葉に、俺は勢い良く顔をあげた。
知ってる?
こいつ、知ってんの?
じゃあ、なんでっ‥‥‥
「じゃあなんで告んねえんだよっ!なんで気持ち伝えねえんだよ!」
俺は今の気持ちを、碧依にぶつけた。
この怒りの意味を、碧依に分かってほしかった。
ずっと、碧依のことが好きだった。
誰にも渡したくなくて、自分なりに碧依を守ってきた。
けれど、碧依の気持ちは大輔にあって、大輔の気持ちも碧依にある。
だから俺は身を引いたんだ。
なのに‥‥‥
こんなのって、ないだろ?
「今日嘉津が大輔に告った」
精一杯の声で俺は言った。
「うん‥‥知ってる」
碧依の言葉に、俺は勢い良く顔をあげた。
知ってる?
こいつ、知ってんの?
じゃあ、なんでっ‥‥‥
「じゃあなんで告んねえんだよっ!なんで気持ち伝えねえんだよ!」
俺は今の気持ちを、碧依にぶつけた。
この怒りの意味を、碧依に分かってほしかった。
ずっと、碧依のことが好きだった。
誰にも渡したくなくて、自分なりに碧依を守ってきた。
けれど、碧依の気持ちは大輔にあって、大輔の気持ちも碧依にある。
だから俺は身を引いたんだ。
なのに‥‥‥
こんなのって、ないだろ?