幼なじみ物語2
「だけど、みんな見分けつくのかなぁ?2人一卵性だからそっくりなのに」

「‥俺、今日大輔に間違われた」

「俺も」


そう言うと碧依はまた笑い始めた。


「だから笑いすぎだって」


俺はまた碧依の頭を叩く。それでも碧依の笑いは止まらない。


「俺、髪切ろうかなぁ」


俺は髪の毛を触りながら言った。

大輔と同じぐらいの長さある髪を、バッサリと短くしようかと考えていた。
そうすれば間違えられることもないし。


「切るの!?」

「うん。だってその方が見分けつくじゃん?」




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